VOC浄化(脱臭)装置

スイング式

2基の反応器（吸着剤）でVOCの吸着とマイクロウェーブ加熱によるVOC脱着サイクルを交互に行います。
吸着ステージでは吸着剤の温度がマイクロウェーブ加熱により目標温度の約200℃まで速やかに上がり脱着されたVOCガスはマイクロウェーブ加熱式触媒酸化装置でCO2とH2Oに完全酸化されます。

ロータ式

吸着ゾーンを通るVOCが吸着により浄化されると同時に再生ゾーンでは吸着されたVOCがマイクロウェーブ加熱により脱着され吸着剤の再生が行われます。
VOC吸着ゾーン吸着剤の温度はマイクロウェーブ加熱によりターゲット温度の約 200℃まで速やかに上がり脱着されたVOCガスはマイクロウェーブ加熱式触媒酸化装置でCO2 とH2Oに完全酸化されます。

工場の設備などから排出されるVOCや臭気成分をファンモーターで取り込み、ヒーターにて昇温させたガスを触媒を用いて酸化させ無害化し排出する装置です。

触媒燃焼（X-Flow)システム

特長

• メタルコルゲートブロックを担体に使用することにより触媒量を従来の1/4に低減可能です。
• 非常に高い熱回収率をもっており、350℃の条件で最大96％
• 熱交換器は、従来の熱交換器に比べて熱伝達率が改善され、ランニングコストを大幅に削減します

触媒燃焼（小型）システム

特長

• 排出されるVOC成分にあわせて最適な触媒を選択し、比較的低温（300～350℃）での酸化が可能です。
• VOCの排出量にあわせてファン、触媒、電熱ヒーターのサイズを設定しますので少量から中量程度までの排出量に対応できます。
• 装置の各部品（ファン・触媒・電熱ヒーター）が一体化させていないため、工場設備への設置が容易です。